思考の小部屋

考えてはいけないことを常に考える。それはきっと喜ばしいこと。ここは普段表に出さないことをぶちまけるダークサイド。

書斎のレイアウト考察

設計も終わり、いよいよ工事開始が迫ってきた。
ボチボチ、書斎のレイアウトを考えてみる。


机の配置


もともと構想していた通り、東側の壁につけるようにして、L字デスクを配置する。

サイズはこれから物色するが、思い切って壁前面の幅を使用するか、若干スペースが空くくらいの幅にするかは、悩みどころ。

とはいえ、L字にした時点である程度の幅は必要そうである。第一案としては、東側の壁全面を使用する前提で考えることにした。

本棚の配置


120センチくらいの幅のものを、と考えていたが、少しサイズが大きすぎるのではないかと思い始めた。

基本は90センチをベースに考え、可能であればコーナータイプにしたいと思う。しかし、IKEAのBILLYを筆頭に、そんな都合のいいサイズはないようである。

まぁ、その時は90センチ幅のものにしようと思う。必要なら、背の低いものを追加で用意してもよい。

その他の配置


大方のL字デスクには、Fixなり稼働式なりのキャスターが付属するようなので、机の下に入れることにする。

また、PCもデスク下に入れ、できる限り電源ケーブルは、デスクに固定するように(床を這わないように)したいと思う。

忘れちゃいけない、防湿庫も、おそらくデスク下になるだろう。

まとめ


ということで、出来上がった第一案がこちら。

無題

おそらく、手ごろなコーナータイプの本棚は現れないような気もするので、その場合は南側の壁面に90センチ幅の本棚を置き、西側は代わりに、いまもPCの横にいる40インチのテレビを壁掛けで設置する。
(このほうがベストかも。ちょうど柱もあるし、固定には困らないだろう)

地鎮祭完了

準備にひと手間かかったものの、無事終えることができた。

竹のセットアップは、当日朝としたが、杭打ちは当日トラブルがあると困るので、前日に済ませることにし、嫁と一緒に杭やハンマーなどを現地に運び込んだ。

本当は昼間に作業したかったが、ずらせない予定が入っていたため、夕方近くからの作業となった。もう冬に入りかけていて日が落ちるのが早いので、先日の台風19号の時に急遽購入したLEDランタンを持参して、作業を行った。

実際に大五郎ハンマーで杭を打ってみると、ことのほか容易に打ち込めた。もっとヘッドが重いハンマーじゃないと難しいかも、と少し不安であったが、杞憂に終わった。ただし、4本中1本は、当初予定していたポイントだと、石にあたって深く入らなかったので、位置を微調整して打ち直しを行った。

当日は、朝から現場に行き、前夜に打ち込んだ杭に、竹を固定し、注連縄を結び付け、砂山をセットアップした。前夜の夜半から明け方にかけて、結構な量の雨が降ったので、現地に置き去りにした竹や、打ち込んだ杭がどうなったか若干心配であったが、竹はむしろ雨を受けて張りが出たようである。

神主の方を出迎えて、祭壇の準備が粛々と進められていく。途中神主の方から突如現場設営についての雑談が振られた。

神主:「この竹や注連縄の設置は、結局お施主さんご自身でやられたのですか?」
私:「はい、そうです」
神主:「そうですか。お施主さんは、建設関係のお仕事をされているのですか?」
私:「いえ、情報系ですが」
神主:「よくやりましたね。しっかり杭打って、配置もよいです。工務店さんの方で準備されるケースがほとんどで、たまにお施主さんが準備することもあるのですが、竹だけ用意して地面に刺そうとするので、うまくたたなかったり、ちょっと風が吹くと倒れちゃうことが結構ありまして
私:「そうなんですね。今はネットで調べれば何とかなるので・・・。便利な世の中ですよね」

どうやら、神主に褒められたようである。

そうこうしているうちに、30分ほどで祭壇の準備も終わり、メンバーもそろったので儀式の開始となった。滞りなく儀式は終わり、ご近所挨拶もつつがなく終了した。

とても気持ちの良い秋晴れの日であった。これから、無事に工事が進んでいくことを祈るばかりである。

地鎮祭の準備その2

前回に続き、地鎮祭の準備を綴る。

私の場合は、おそらくネットで見た限りやや特殊で、自分で竹や注連縄や砂を用意して、セットアップする必要がある。できれば自分で調達などせず、工務店や神社側で用意してくれるように調整をしたほうが望ましいだろう。


竹の調達


調べる限り、調達の仕方としては

・近所の竹やぶを持ってる人に分けてもらう
・近所の花屋などで調達する
・ネットで購入
・マジ物の竹じゃなくて、プラスチック製のものをレンタル

くらいのようである。

残念ながら、近所には竹藪もないし、花屋でも竹を調達することはできそうにない。
また、プラスチック製のものをレンタルというのも、どうも引っかかる。
ということで、ネットで購入することとした。

ネット上を探し、以下3つの候補に絞った。


福竹さんは、注連縄と木杭のセットを扱っており、面倒な手配を省けるので良いかと思ったが、注文フォームから問い合わせしても応答がなく、メールをしてもアドレスが死んでいる状態であった。もしかすると、もう営業していないのかもしれない。

次にクボデラ株式会社さんもあたってみた。こちらも、注連縄と木杭のセットを扱っていたが、生憎、私が配送を希望した日は受け付け不可、ということで、発注は見送った。

最後にTokyo Bambooさんに問い合わせをしてみた。注文フォームから必要事項を入力すると、翌日には担当者から返答があった。

ここは残念ながら、注連縄と木杭のセットはないので、竹4本のセットのみである。お値段は9,800円。
なかなかのお値段である。
関東圏への配送料5,000円を入れて、計14,800円。しびれる。

なお、配送については、地鎮祭を実施する現場に直接してもらえる。受け取りのために現地で待つ必要もなく、その場に置いておいてもらえる。

砂の調達


調べたところ、20リットル前後あれば、十分な砂山が作れそうである。
ということで、手近なところで調達しようということで、コーナンで調達した。


18リットルで188円、優しさが染みわたる。

木杭の調達


竹だけだと、地面に十分刺さり切らず、安定しないようである。
そのため、木杭を打って、そこに竹を縛って固定するのが一般的なようだ。

これまたコーナンで売っていたので、4本調達。e-shopだと10本売りのようだが、店舗であれば、1本ずつ購入可能である。


ハンマーの調達


木杭を打ち込むためには、それなりの重量のハンマーが必要らしい。

YouTubeで、土建屋の方が杭の打ち方レクチャー動画を上げていたので拝見したが、ヘッドの重さと持ち手の長さがある程度ないと、打ち込みに難儀するようだ。

ということで、お安めの代物をチョイス。こんなハンマー、今後使うことは、そうそうないだろう。


注連縄の調達


4本の竹を結び、四角く囲うように注連縄をセットアップする必要がある。
一般的には、180センチ×4=720センチ、つまり10メートルくらいあれば事足りるようだ。

コーナンで調達しようと思ったが、40メートルくらいの長大な品物しかなかったので、おとなしくAmazonで調達することにした。


設置方法


設置の仕方は、詳しいサイトがあるので割愛する。
作業に際しては、軍手を用意し、身動きしやすい服装がよいだろう。


その他の準備


上記、設置方法の項に記載のページで主に確認を進めた。
主だったところは

・神主への初穂料
・初穂料を収める祝儀袋
・ご近所挨拶のための粗品(タオル)

くらいである。

さて、あとは当日を待つのみだ。

地鎮祭の準備その1

そろそろ設計も終わり、請負契約の日が迫ってきた。

ということで、工事着手にあたって、これからお世話になる土地の神を祀り、工事の安全祈願と末永く平和に過ごせるよう、地鎮祭を行うことにした。

施工業者の方にお任せして執り行おうとも思ったが、やはりここは本来の意味に沿うよう、地元の神社にお願いすることにした。

地鎮祭の経験値などゼロなので(大方の人はそうだろう)、WEBでいろいろ調べてみる。どうやら、すべて自分でやるか、神社にお願いするパターンがあるようで、私は後者のほうになる。

そして神社にお願いするパターンの方の中にも、現地のセットアップをすべて神主さんがやってくれるパターンや、神主さんに指導を受けながらセットアップするパターンや、一部(竹や注連縄、盛砂)については施工業者側で用意するパターンなど、いろいろあるようである。

まずは、地元の神社に聞いてみることに。神主さんから

竹と注連縄と盛砂は、施主さんの方でご準備ください

とありがたいお言葉を頂戴した。なるほど。

残念ながら今回私が世話になる施工業者のほうでは、お抱えの神社で執り行う場合は、すべて用意してくれるとのことだが、施主の方で神社の手配をする場合は手放しで何もしてくれないということで、自身で竹と注連縄と盛砂」を用意することになった。

その2に続く。

外装と内装のカラー選択

構造部の決定までは、かなり時間を要したが、カラー選択はやけにスムーズに完了した。

当初から、ナチュラル系志向で考えていたので、外装はアッシュ&ベージュ系で穏やかにまとめ、内装はブラウン系の床材を選択した。また、壁紙やキッチン回りもホワイト系でまとめ、全体的に奇をてらったり、スタイリッシュ感を追及したりしない、落ち着きある感じにしたつもりである。

しかし、書斎だけは、ブラックウォールナットの天然木床材にし、他の部屋との差別化を図った。ここだけは別の世界にするためである。

扉を開けた瞬間、そこだけ、シックで重厚感ある床材が張られた空間。なんともよいではないか。

ボチボチ電気関係の配置も考えないといけない。色々決めるのは、楽しくもあるが、面倒でもある。

設計契約に向けて振り返り

いよいよ設計契約締結の日が迫ってきた。
標準プランからいろいろ変更したが、そのなかでも、大きな変更をしたものについて、記録を残そうと思う。

標準プランでついていたが、思い切って撤去した。

理由は、たぶん数年で使わなくなるだろうことと、下手に屋根にバルコニーなど作ると、水漏れと遮熱性能の低下を招くと考えたからである。

あとは、ルーフバルコニーに上るためだけの階段も、甚だスペースの無駄&冷暖房効率の低下につながると考えた。

  • 階段
標準プランではコの字型の階段だったが、L字型とした。

また、曲がりの段に相当する箇所は、段差を設けずフラットにする形状変更を行った。これは、曲がりの段に通常通り段差を設けると、嫁が転落する恐れがあるためである(ぁ

  • 駐車スペース
車はないし、今後も持つことはないため、書斎とウォークインクローゼットにした。

嫁の希望するものを与えつつ、自身の希望をソツなく通す。こうして書斎を手に入れた。

  • インナーバルコニー
ルーフバルコニーを撤去した代わりに、インナーバルコニーを設置することにした。

私の調べた限り、多くの設計者や施工業者の方々は、そもそもバルコニーは作らないほうが望ましいという考えだが、もし作るのであれば、デザイン的にも機能的にも、インナーバルコニーにするのがよいということであった。
(直射日光と風雨吹きさらしのバルコニーは、防水加工のFRP樹脂が激しく劣化し、メンテナンスが頻発する)

思い切ってバルコニーは無しにしようとも一瞬思ったが、丁度階段を登り切った場所の横にデッドスペースがあったので、そこそインナーバルコニーにすることとした。

なお、防水加工はさらに慎重を期し、FRP樹脂防水ではなく、金属防水とした。

  • 洗面台
標準プランでは、1Fのみ設置だが、2Fのトイレ前にも設置することとした。
これは、嫁の希望だが、手を洗う際にキッチンの水場を使用するのはいただけないという考えによるものである。

  • 天井高
空調効率などを考慮すると、むやみに高くするのは望ましくないが、ある程度の広さの空間であれば、高くするのが効果的なようである。

人間の感覚的に、同一容積の空間に置かれたときに、底面積が大きく天井が低い空間より、底面積が狭く天井が高い空間のほうが、より広い空間と感じるとのことで、広さを感じたい開けたリビングについては、天井高を上げることとした。

  • おわりに
これら、構造面を考えるうえで、助けになったのが以下の書籍である。
設計士を志す人向けの技術指南書ということだが、内容は読みやすく、素人でも間取りを考えるときの参考になると思う。


書斎について

まさか自分が書斎など持つことになるとは思っていなかったが、気が付いたら土地は購入済みで、家の間取りもほぼ固まってきつつあるところまで来てしまった。

これから内装の検討を進めるわけだが、考えを整理しておこうと思い、現時点の方向性を綴ることにした。

世の中、同じような人はいるもので、ちょうど私の書斎と同じ、2.5帖の方が丁寧にノウハウをまとめていたので、参考にしつつ、自分の書斎を作り上げていこうという算段である。正直、私はここまでマメではないので、まぁ、思い出作り程度になるだろう。
【参考】2.5帖の書斎


書斎の間取り&構造


見取り図
広さは約2.5畳。

駐車場スペースをつぶして書斎化したので、もう少し大きくすることはできたが、あまり大きすぎると「籠り感」が低減してしまうと思い、このサイズに落ち着いた。

ほぼ部屋の中央に椅子を配置し、少し動けば何でも手が届くくらいが、丁度いいというものだろう。冷暖房の効きもいいだろうし。

ちなみに、部屋の場所は、玄関から最も遠い1Fの南西角である。部屋に入る扉は、開き戸か引き戸か悩んだが、書斎を作った諸先輩方の多くが「引き戸がよい」という結論を出していたのと、開き部分が邪魔にならない&空調の共用化という合理的な理由で、引き戸を採用した。
(上記の参考の方は、開き戸だが。。。)

その他、構造的な部分としては、南側に縦滑りの窓が1つと、床補強を施した。

さすがに窓がないのは息が詰まるので、通りに面していない南側に1つ設置することにした。床補強は、そこまで本をため込むことはないと(現時点では)思っているが、構造面を後から変えるのは難しいと思い、建築時にやってしまえ、ということで採用した。

この部屋をこれから居心地の良い場所に仕上げ、「上の城などガラクタにすぎん、ラピュタの科学は(ry」と言えるようにしていきたい。

用途


いろいろである(意味深)。
とはいえ、主なところとしては

・仕事(テレワーク)
・勉強(資格&語学)
・PCで調べ物&物書き
・読書
・カメラいじり
・たまにゲーム

くらいだろうか。
しかし、一人暮らしではないので、そこまでこの部屋に長時間籠ることは難しいだろう。

インテリア


ジジイ思考なので、かわいらしいアイテムやポップな色調は無縁である。
全体的に、ダークブラウンな感じでまとめていきたい。 

・机
 ・L字型。趣味と仕事のスペースを分けたい。
 ・幅は140cm。今の作業スペースは狭すぎる。
 ・木製。木がいいのである。金属とかプラスチックはNG。

・椅子
 ・たぶんアーロンかリープチェア(なぜかここだけ具体的)
 ・色は黒系。
 ・今の椅子は絶対ダメ。こいつに座ってると、肩や背中が痛くなる。

・本棚
 ・120cm幅くらいの天井まで行かないまでも、背の高い本棚がよい。
  (不足が生じないよう)
 ・主に参考書と小説。あとは、引っ越し時に手放したゴルゴを買い戻したい!
 ・引き出しがあるとよい。
 ・もちろん木製。

・照明
 ・暖色系がよい。しかし仕事を考えると、色温度を変えられる調光モデルがよいか。
 ・天井と机に1つずつ。

・棚
 ・本棚に引き出しがあるタイプであれば、そこまでいらないかもしれない。
 ・必要なら、ウォールシェルフのようなものを適宜設置する。

・カメラ用の防湿庫!!
 ・置くしかない。

・エアコン
 ・隣の部屋と共用にする計画。そのためもあって、引き戸。
 ・冬は小型の暖房(オイルヒーター)を導入する。

設備


・コンセント
 ・現時点で4つ使用しているので、最低でも4つ。
 ・エアコンは部屋に設置しないので、コンセントは不要か
  (つけといてもらうか、悩ましい)

・情報コンセント
 ・テレワークで安定性が求められるので有線LAN必須。
 ・テレビはこの部屋では見ないのでアンテナの引き込みは不要。

まとめ


おおよその方向性は決まってきつつある。
内装の検討と合わせて、配置する家具をどうするか、もう少し具体的に考えてみるとしよう。